パスワード生成 — ランダム・パスフレーズ作成
長さと英字・数字・記号を選んで強力なランダムパスワードを作成し、強さの目安となるエントロピーも表示します。覚えやすいパスフレーズやPINも作れます。入力内容はどこにも送信されません。
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選んだ長さと文字の種類でランダムなパスワードを作るパスワード生成ツールです。大文字・小文字、数字、記号を混ぜた強力なランダムパスワードのほか、覚えやすい単語のパスフレーズや数字だけのPINも作れます。結果ごとにビット単位のエントロピーとその計算式を表示するので、どれくらいの長さなら十分かを判断できます。生成したものがブラウザの外に出ることはありません。
使い方
- 「パスワード」タブで、「長さ」のスライダーを4〜128文字の範囲で設定します。初期値は16です。
- 使う種類をオンにします:「大文字(A–Z)」「小文字(a–z)」「数字(0–9)」「記号」。サイトで使える特殊文字が限られている場合は、「使用する記号」の欄から使えない記号を削除します。
- パスワードを書き留めたり読み上げたりする場合は、「紛らわしい文字を除外(O 0 I l 1)」をオンにします。「選んだ種類の文字をそれぞれ1文字以上含める」は最初からオンになっています。
- 「個数」に1〜50を入力すると、その数だけパスワードが作られます。「新しく生成」を押すたびに新しいものに置き換わります。
- 気に入った行の「コピー」を押すか、一覧全体なら「すべてコピー」を押します。近くに人がいる場合は「隠す」を押すと、画面上の値を伏せられます。
- 覚えやすいパスワードにするには、「パスフレーズ」タブで「単語数」と「区切り文字」を選びます。数字だけにするには、「PIN」タブで「桁数」を選びます。
計算方法と補足
- どの文字もブラウザの crypto.getRandomValues を使って偏りなく選ばれるため、特定の文字がほかより多く出ることはありません。
- 生成したパスワードは送信も保存もされず、ページを閉じると消えます。この端末に記憶されるのは、長さや文字の種類などの設定だけです。
- 記号は、キーボードで入力できる32種類の特殊文字(! " # $ % など)です。4種類すべてをオンにすると使える文字は94種類、紛らわしい文字を除外すると89種類になります。
- 強さの評価はおおまかな目安で、28ビット未満が「非常に弱い」、36未満が「弱い」、60未満が「普通」、100未満が「強い」、それ以上が「非常に強い」です。公式の基準ではありません。
- パスフレーズはEFF Large Wordlist(英単語7,776語、CC BY 3.0 US)から3〜12語を使い、PINは4、5、6、8、10、12桁にできます。
パスワードは何文字必要?長さ別のエントロピー
4種類すべて(94文字)を使う場合、8文字で約52.4ビット(「普通」)、12文字で約78.7ビット(「強い」)、16文字で約104.9ビット(「非常に強い」)です。1ビット増えるごとに、可能な組み合わせの数は2倍になります。攻撃者が1秒間に100億回試せると仮定すると、94文字からなる8文字のパスワード(約6.1 × 10^15通り)をすべて試すには約1週間ですが、12文字なら約150万年かかります。
文字の種類より長さのほうが重要です。記号を使わず英字と数字だけ(62文字)にしても、16文字なら約95.3ビットで、記号を含む12文字(約78.7ビット)を上回ります。そのため、サイトで使える特殊文字が限られている、あるいは使えない場合は、代わりにパスワードを長くしましょう。サイトによって求めるルールや許される最大の長さが異なるので、登録ページの指示に従ってください。
パスワードのエントロピーの計算方法
すべての文字が同じ確率で選ばれるパスワードのエントロピーは、長さ × log₂(使える文字の数)です。94文字から16文字なら、16 × log₂(94) ≈ 104.9ビットです。これはランダムに生成したパスワードにだけ当てはまります。人が考えたパスワードは単語やパターンを含むため、同じ長さでもずっと弱くなります。
「選んだ種類の文字をそれぞれ1文字以上含める」がオンのときは、条件を満たさない結果は捨てて引き直します。そのため条件を満たすパスワードはどれも同じ確率で現れ、表示されるエントロピーはそれらのパスワードだけを数えるので少し低くなります。16文字で約104.6ビット(約0.3ビット少ない)、8文字で約51.3ビット(約1ビット少ない)です。
パスフレーズとランダムパスワード、どちらが安全?
パスフレーズは、単語リストから無作為に選んだいくつかの単語です。7,776語のリストから選ぶ単語は1語ごとに log₂(7,776) ≈ 12.9ビットを加えるので、4語で約51.7ビット、5語で約64.6ビット、6語で約77.5ビットです。6語のパスフレーズは94文字からなる12文字のランダムパスワードとほぼ同じ強さで、口に出すのも覚えるのもずっと簡単です。
「数字を1つ加える」はいずれかの単語の後に数字を1つ付け、log₂(10 × 単語数) を加えます。6語なら約5.9ビットです。数字や大文字を必須とするサイトでは、「数字を1つ加える」と「各単語の先頭を大文字にする」をオンにします。この計算では区切り文字はエントロピーを増やさず、「なし」にすると単語の境目があいまいになるため、実際の値はわずかに低くなる場合があります。
オンラインのパスワード生成ツールは安全?
パスワード生成ツールを選ぶときに大切なのは、乱数の質と、結果がどこに送られるかの2点です。このツールは暗号用の乱数を作るためのブラウザ機能 crypto.getRandomValues だけを使い、作ったものを送信も記録もしません。汎用の Math.random は使いません。
新しいパスワードは、すぐにパスワードマネージャーかブラウザのパスワード保存機能に入れましょう。サイトごとに違うパスワードを使えば、1つのサイトで漏えいがあってもほかのアカウントには入られません。共用のパソコンでパスワードをコピーした場合はクリップボードに残っている可能性があるので、別のテキストをコピーして上書きしてください。
よくある質問
- 強いパスワードは何文字必要?
- 4種類すべてを使うランダムパスワードなら、12文字(約78.7ビット)で「強い」、16文字(約104.9ビット)で「非常に強い」と表示されます。サイトが許す限り長くするのがもっとも効果的です。
- 記号入りのランダムパスワードを作るには?
- 「記号」をオンのままにします。「選んだ種類の文字をそれぞれ1文字以上含める」もオンなら、どのパスワードにも特殊文字が1文字以上含まれます。
- サイトで使えない記号がある場合は?
- サイトで使えない記号を「使用する記号」から削除すると、残りの記号だけが使われます。この欄の英字・数字・スペースは無視されます。
- パスワード生成ツールにパスワードが保存される?
- いいえ。パスワードはこのブラウザ内だけで作られ、サーバーに送信されることはなく、ページを閉じると消えます。
- 紛らわしい文字を除外するとどうなる?
- 見間違えやすい5文字(大文字のOとゼロ、大文字のI、小文字のl、数字の1)が除かれます。パスワードを手で書き写すときに便利です。
- パスフレーズとは?
- 無作為に選んだいくつかの英単語でできたパスワードです。7,776語のリストから6語選ぶと約77.5ビットで、12文字のランダムパスワードと同程度です。
- パスワードのエントロピーの計算方法は?
- 長さ × log₂(使える文字の数)です。各結果の下に、実際の数値を当てはめた計算式が表示されます。
- 6桁のPINは何通り?
- 1,000,000通りで、約19.9ビットです。PINはふつう試行回数の制限で守られているため短いものが使われますが、パスワードとしては弱いものです。
- ランダムパスワードを一度にたくさん作れる?
- はい。「個数」に最大50まで入力し、「すべてコピー」で1行に1つずつコピーできます。
- PINで1234のような数字が出ても問題ない?
- 本当にランダムな結果なので、そのような数字が出ることもあります。推測されやすいPINが気になる場合は、「新しく生成」を押して別のものにしてください。