硬さ換算
ロックウェル(HRC、HRB)、ビッカース(HV)、ブリネル(HB)、ショア硬さと近似引張強さを相互に換算します
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ロックウェル(HRC、HRB、HRA、スーパーフィシャル)、ビッカース(HV)、ブリネル(HBW)、ショア(HS)のいずれかで硬さの値を1つ入力すると、他のスケールでの値とおおよその引張強さがわかります。図面と硬さ試験機でスケールが違うときに使えます。
使い方
- 「参照する表」で「ASTM E140」か「ISO 18265」を選びます。
- 「入力する硬さスケール」で値のスケールを選び、「値」に数値を入力すると、他のスケールでの値がすぐに表示されます。
- 「換算表の全体」では、強調表示された行が現在の値の位置を示します。
- 換算した値を他の場所で使うときは「結果をコピー」を押します。
計算方法と補足
- 表の行と行の間の値は線形補間します。表の範囲外の値は「範囲外」と表示され、外挿はしません。
- 表は、炭素鋼や低合金鋼などのオーステナイト系以外の鋼のためのものです(ASTM E140の表1・表2、ISO 18265の表A.1)。ステンレス鋼、アルミニウム、銅合金、鋳鉄には使えません。
- 引張強さは、ASTM基準ではSAE J417の表から、ISO基準では表A.1から求めます。おおよその値で、MPa、kgf/mm²、ksiで表示されます。
- 値が2つの表の範囲に入る場合は、2つの結果が表示されます。表はそれぞれ別に作られているので、結果は少し異なります。
よくある質問
- HRC 60はHVでいくつ?
- ASTM E140の表1ではHV 697です。この表ではHRC 59を超えるとブリネルの値が通常の範囲外になるため、表示されません。
- HRCとHRBの違いは?
- HRCはダイヤモンド円錐圧子を使い、硬い鋼に用います。HRBは小さな鋼球を使い、より軟らかい鋼に用います。ここでのASTMの表はHRC 20~68とHRB 30~100に対応しています。
- 硬さから引張強さを求められますか?
- おおよその値だけです。たとえばHRC 20なら約760 MPaです。実際の値は材料や熱処理によって変わるので、合否の判定には直接の試験が必要です。
- ショアAやショアDも換算できますか?
- できません。ショアAとショアDはゴムやプラスチック用のデュロメータのスケールで、金属の硬さには換算できません。このツールのHSは、金属に使う反発硬さです。