ゲージR&R計算
測定システム解析のデータを貼り付けると、繰り返し性・再現性・%GRR・ndcを計算します
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複数の測定者が同じ部品をそれぞれ複数回測定するクロス型のゲージR&R調査を解析し、ばらつきのうちどれだけが測定システムによるものかを示します。
使い方
- 「測定データ」に調査データを貼り付けます(1部品1行、列はA1、A2、A3、B1…。ほかの並びも認識されます)。「例を読み込む」で形式を確認できます。
- 部品数・測定者数・試行回数を示す行を確認します。違っている場合は「データの並び」または「測定者の人数」を設定します。
- 必要に応じて「公差(USL − LSL)」と「工程の標準偏差」を入力します。
- 「ANOVA(分散分析)」と「平均値・範囲法」を切り替え、「結果をコピー」「CSVとして保存」「印刷」を使います。
計算方法と補足
- 平均値・範囲法:EV = R̄ × K1、AV = √((X̄diff × K2)² − EV² ÷ (n × r))、GRR = √(EV² + AV²)、ndc = 1.41 × PV ÷ GRR(小数点以下切り捨て)。定数はAIAG MSA(第4版)のものを使っています。
- ANOVA:測定者 × 部品の交互作用は、そのp値が選んだ水準(初期値0.05)より大きい場合、繰り返し性にプールされます。
- 10% / 30% の基準とndc ≥ 5は一般的な目安として示しているもので、合否の判定ではありません。
よくある質問
- %GRRはどのくらいなら許容できる?
- AIAGのマニュアルでは、10%未満は一般に許容でき、10%〜30%は用途によっては許容でき、30%を超える場合は改善が必要とされています。
- ANOVAと平均値・範囲法で結果が違うのはなぜ?
- ANOVAはすべてのデータを使い、交互作用を分離します。平均値・範囲法は範囲を使います。AIAGの例では、%GRRはそれぞれ27.86%と26.68%です。
- ndcとは何ですか?
- 測定システムが見分けられる部品の区分の数(明確な区分の数)です。1.41 × 部品の標準偏差 ÷ ゲージR&Rの標準偏差を求め、小数点以下を切り捨てます。一般に5以上が推奨されます。
- ゲージR&Rに必要な部品数・測定者数・試行回数は?
- 一般的な計画は、部品10個、測定者3人、試行3回です。部品2個以上、試行2回以上のバランスのとれた調査であれば受け付けます。